手取りが減らないとしたら、年収の壁を越えて働きたい67%

エン・ジャパン株式会社は、“年収の壁”と“年収の壁・支援強化パッケージ”に関する意識調査の結果を発表しました。

この調査は、インターネットにより、2023年12月1日から2024年1月3日までの間、同社ウェブサイト利用者を対象として実施し、2,737名の回答に基づいたものです。

現在、扶養内で働いている方、離職中で扶養内で働くことを希望している方に、あなたにとっての年収の壁はいくらであるかの回答は、「106万円」48%、「130万円」8%、「106万円・130万円以外」38%、「その他」7%でした。

現在、扶養内で働いている方に、これまでに年収の壁となる金額を超えないよう就業調整を行ったことがあるかの回答は、「ある」全体の56%(年収106万円以内の方では62%、年収130万円以内の方では69%)でした。

現在、扶養内で働いている方に、手取りが減らないとしたら、年収の壁を越えて働きたいと思うかの回答は、「働きたい」全体の67%(年収106万円以内の方では62%、年収130万円以内の方では74%)、「働きたいが現実的には無理」全体の27%(年収106万円以内の方では31%、年収130万円以内の方では21%)、「働きたいと思わない」全体の6%(年収106万円以内の方では7%、年収130万円以内の方では6%)でした。

2023年10月から政府が開始した“年収の壁・支援強化パッケージ”について知っているかの回答は、「詳細まで知っていた」10%、「なんとなく知っていた」53%、「知らなかった」37%でした。

現在、年収上限106万円もしくは130万円の扶養内で働いている方に、“年収の壁・支援強化パッケージ”の利用状況に関する回答は、「すでに利用している」上限年収106万円の方1%、上限年収130万円の方1%、「利用を検討している」上限年収106万円の方23%、上限年収130万円の方36%、「利用・検討ともにしていない」上限年収106万円の方70%、上限年収130万円の方58%、「その他」上限年収106万円の方6%、上限年収130万円の方6%でした。

PAGE TOP