厚生労働省は、「落選狙い」を目的として保育所へ入所申請する行為を防ぐため、子が1歳に達した日後も育児休業給付の期間を延長する申請に係る審査を厳格化する方針です。(日本経済新聞、2024年3月15日(金))
厚生労働省は、省令を改正し、2025年4月から適用する予定です。
審査の厳格化について、適用されると、ハローワークへ期間延長の申請の際に、保育所の落選を示す自治体が交付した「入所保留通知書」のほかに、その保育所を選んだ理由や通所時間その他の詳しい情報を記入した申告書を提出し、また、ハローワークは自治体に対して「落選狙い」といった希望を示していたかを確認するようになります。
記事によれば、“落選狙いを招く背景には、年度初めの4月でないと保育所に入所しにくい慣例もある”とあります。