スキルアップ等に向けた取組み ワークライフバランス取れている方が高い傾向

株式会社明治安田総合研究所は、「働き方に関するアンケート調査」の調査結果を発表しました。

この調査は、ウェブアンケートにより、2023年10月27日(金)から10月29日(日)までの間、20歳以上69歳以下の男女1,800人の「正社員」「契約社員」「派遣社員」「パート・アルバイト」「公務員」を職業とする方々の回答に基づいています。

現在、スキルアップや自己啓発として取り組んでいることがあるかの回答で「ある」は全体の21.7%で、性年代別では男性20代と男性30代の30%以上が取り組みをしていると回答しました。

年収別でのスキルアップ等の取組みを行っている割合は、年収400万円未満までは20%未満、「400万円以上~600万円未満」27.2%、「600万円以上~800万円未満」30.7%、「800万円以上~1,000万円未満」41.5%、「1,000万円以上」38.0%であり、また、ワークライフバランスが取れている人の方が取り組んでいる割合が高い傾向でした。

現在、スキルアップや自己啓発として取り組んでいることが「ない」と回答した人に対して理由をたずねると、「忙しくて時間が取れない」30.9%、「費用がかかる」24.3%、「どんなことをすれば良いか分からない」17.7%、「給与に反映されない」16.0%、「特に理由はない」25.9%などが挙がりました。

今後、リスキリングやアップスキリングなどが広がるためにはどのようなことが必要かの回答(複数回答)では、「資格取得やスクーリング費用の補助」31.6%、「取得した資格やスキルに応じた手当・評価制度の導入」25.3%、「学び直しを目的とした休暇や時短制度の導入」21.7%、「学び直しのプログラムやセミナーの拡充」18.2%、「政府や企業による学び直しの奨励・周知」16.8%などが挙がりました。

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