東京都 カスタマーハラスメント意識調査を公表

東京都は、カスタマーハラスメントに関する都民意識調査を公表しました。

この調査は、2024年12月6日から13日までの間、Web調査により、都内在住・在勤の15歳以上の男女を対象に実施され、回答数1,194件に基づいたものです。

あなたが勤務している事業所で行っているカスタマーハラスメント対策はどのような内容であるかの回答では、「基本方針(従業員を守るための方針・姿勢など)の策定・周知」60.5%、「対応マニュアル(現場での初期対応・手順の作成など)の整備」46.4%、「相談窓口の設置」31.6%、「関係部署への情報共有」26.6%、「従業員への教育・研修」24.6%、「従業員の精神面・身体面のケア(メンタルヘルスケア・ストレスチェックなど)」23.8%、「従業員の安全確保(従業員を行為者から引き離すなど)」19.5%などが挙がっています。

カスタマーハラスメント対策として特に効果があると思うものの回答では、「対応マニュアル(現場での初期対応・手順の作成など)の整備」56.4%、「基本方針(従業員を守るための方針・姿勢など)の策定・周知」51.5%、「従業員の安全確保(従業員を行為者から引き離すなど)」32.7%、「防犯カメラ・録音機の設置」31.7%、「相談窓口の設置」31.1%、「従業員の精神面・身体面のケア(メンタルヘルスケア・ストレスチェックなど)」28.7%、「関係部署への情報共有」23.5%、「従業員への教育・研修」22.4%などが挙がっています。

カスタマーハラスメント被害を実際に受けた従業員に対し、そのときの心身に与えた影響の程度の回答で、「怒り、不満、不安を感じた」51.8%、「仕事への意欲が減退した」18.5%が上位に挙がっています。

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